明星的才能が駆け抜けた航路
せいやさん。
お誕生日おめでとうございます!!
今年もまたせいやさんをお祝いできる喜びを噛み締めています。
昨年はせいやさんの才能についてフォーカスした記事を書かせて頂きましたが、今日は28歳のせいやさんが駆け抜けてきた1年を個人的な印象を交えつつ、ざっと総括してみました。
「#霜降り明星せいや誕生祭」の今日、是非この濃い1年を酒袋の皆さまと共に振り返っていけたらな〜〜という気持ちで書きました!宜しくお願いします。
10月・しもふりチューブ100万人突破
・霜降りバラエティ昇格記念
オールスター感謝祭終わり、突如予告されたしもふりチューブ100万人を祝うための生配信。リッチな焼肉屋さんで楽しそうに思い出を語る2人だが、終始通信環境が本当に悪く…笑
不思議な終了後も幻かと疑う声が噴出する中、ANNでは充実した様子で振り返る2人。本当に見たかったな…………コンビ芸人初の100万人突破をこんなにも何気なく経験していく彼ら、強い。
そして『霜降りバラエティ』の昇格を記念してドッキリで行われたせいやさんのバンジージャンプ再挑戦企画。
ゲストやお笑いで恐怖を紛らわせようとするも上手くいかず、台に上がるもなかなか飛べないせいやさん。
しかし、即興とは思えないラップとzoom事件、相方に対する只ならぬ思いを怒涛のように口にした後、「あいつにあんだけ迷惑かけたやんけ、」と静かに呟いて飛び降りた姿、未だに衝撃的で忘れられない。
せいやさんの深淵を垣間見たような、あまりに大きな出来事だった。
11月・しもふりチューブのAPEX企画がプチ炎上、色々なことが重なってナイーブになる
・『VS嵐』記念すべきラスト通常回に出演
いわゆる『原曲キーで歌わせて』事件。
100万人を突破したことでさらに注目度が高まっていた中で行われたAPEX企画。CODを主にプレイする粗品さんとの対抗もあり、普段のようにケンカノリなども織り交ぜつつ楽しくプレイ動画をアップするも、ケンカノリが曲解されプレステの本体が爆発するほどアンチコメントが殺到してしまった悲しき事件。
様々な負の要素が重なってしまい、一時期は何を食べても味がしないほど追い詰められてしまったせいやさん。
後に判明したことですがせいやさんは原曲キー回の翌日にドキュメンタルを控えていたらしく、どうにかしてギアを切り替えるために披露された『原曲キーで歌わせて』。
切ないリリックと今にも泣き出しそうな歌声。マイナスの感情すらメロディに乗せて届けてくれようとする姿に、どこまでも胸を打たれて。
せいやさんの不調は爆笑問題さんにも伝わり、シンパイ賞でも急遽取り上げられる事態に。
「粗品は俺がおらんくてもやっていけるんですよ」と吐露した彼にスタジオ全員がはっきり首を振る信頼された様子、粗品さんの孤独を煽るニューヨークの2人、「太田さん一緒に住んでください!」と訴えるせいやさんと個人的に随一の神回だと思っている。
そして、10年以上の歴史の幕を閉じた『VS嵐』。普段のように多彩なゲームを行う最終回ということで、言ってしまえば誰もが出演したいような回。
そこで、以前嵐さんの番組内企画で尾田栄一郎さんの「天才」という指名を受けたせいやさんが抜擢。
この伝説的な回にしっかりと選ばれたせいやさんの運、休止前の嵐さんと濃い仕事ができたという彼の'''持ってる'''感が特に顕著な出来事だなと思っている。
また、思い出に残っているのがこの回で生まれたSixTONES•ジェシーくんとの友情。
ジェシーくんのギャグに乗っかったり2人で一緒にボケたりと盛り上げた共演から、後の霜バラ共演でその際のエピソードを語ってくれたジェシーくん。
互いの家でフリースタイルラップをしながらダンスしたり、ジェシーくんの舞台を観劇しに行ったり、SixTONESANNで生まれたジングル共演など、貴重な繋がりが出来た素敵な出演だったなと思っている。
12月・イニミニチャンネル開設
・ガキ使出演
あと数日で年明けという土壇場の年の瀬、突然告知されたイニミニチャンネル開設記念の生配信。
冒頭10分以上の「ふるいにかける」オープニング、真っ白な会議室でひたすらボケまくるせいやさんの芸人魂にめちゃくちゃびっくりしたことを覚えている。
今ではイニミニチャンネルも登録者数10万人を超え、色々なコンテンツが投稿されている。これからも楽しみ。
そして大晦日の恒例ガキ使。2年連続ゲームコーナーへの出演を決め、敢闘した2人。
個人的に、ガキ使はやっぱり芸人さんにとっての紅白という存在感があるので、毎年ポジションを持って出演している事実がめちゃくちゃ大きいと思っている。
いつかはコーナーを務める2人、もしくは有言実行、「SHIMOFURI MYOJO」として紅白に出演する2人も見られたらなと願う。
1月・爆笑ヒットパレードのメインMC
・今田耕司さんとのW主演舞台『てれびのおばけ』、R-1グランプリのリニューアルに伴う新MCに就任、ラストアイドル『君は何キャラット?』MVにセンター出演と立て続けにビッグ仕事が決まる
なんと28歳にして正月ヒッパレのMCをナイナイさんと共に見事に務め切った霜降り明星。
漫才の披露、合間のトークはもちろん、せいやさんはダチョウ倶楽部さんの熱湯風呂にも挑戦したりと、もはやエグいとしか言えない。強。
1月は上記の通り本当に重大発表が相次いだ。
また、『新しいカギ』の特番初回が1月3日に放送。レギュラー化を見据えての特番で、せい子ちゃんやUzar Eatsで訪ねてくる太田さんなど現在も続くキャラが多数誕生した。
2月・『トムとジェリー』吹替え版の声優
・史上2組目、『ドキュメンタル』にコンビ参戦
元来からシルエットやキャラクター性が似ていると言われていた『トムとジェリー』、その吹替え声優を務めることになった霜降り明星。
2人の声質や演技力が活きた見事な吹替え、着ぐるみのキャラクターと絡む霜降り明星がとにかくキュートだったな〜〜この共演(?)をきっかけにせいやさんがジェリーのTシャツをよく着るようになったのも嬉しい出来事。
また、千鳥さんに続く史上2組目のコンビ参戦となったドキュメンタル。
霜降り明星の面白さはもちろん、共に居ることを知らない2人が顔を合わせた瞬間のキラキラした衝撃と溢れ出す笑顔は本当に…………観ないと分からない圧倒的なワクワク。立ち会えて良かったな〜〜!と心から思ったのを覚えている。
前述の通り原曲キーのメンタルで挑んだせいやさん、「相方が1番のツボ」という特大ハンデを背負った粗品さん、2人とも敢闘お疲れ様でした。是非また見たい。
3月・R-1グランプリ司会を務める
•EDWINのCMキャラクターに就任
•『霜降り明星のオールナイトニッポン0』
最終回
2019年に粗品さんがR-1チャンピオンを勝ち取り、2020年にアシスタントMCを務め、2021年はコンビでメインMCを務めた霜降り明星の快進撃、凄すぎるな………改めて。
しかし不安定なタイムスケジュールや豪華な審査員にも関わらずコメントをもらわないネタ終わり、怒涛の巻きからウイニングランのネタ再放送など、構成上の問題が幾つかあり。初司会だった霜降り明星も少し批判を受けてしまった。
でも、2人の対応は本当に明るく、「初司会なんだから下手で当たり前」という素敵な様子。また、IPPONグランプリでの笑いに昇華するような盛大なイジりも話題に。
「R-1の〜〜MC〜巻きすぎ巻きすぎ♪
でも立派だ!若いのによくやった〜!」
本当にこれに尽きる。もし2人の気持ちがあるなら、また来年もMCが見られたらなと思う。
粗品さんの小栗旬さんみたいなビジュアルに衝撃が走りまくったEDWINコラボ。
せいやさんがこのコラボをきっかけにEDWINのTシャツをよく着るようになったのも嬉しい出来事。(2回目)
また、霜バラでのお決まり罰ゲーム執行人こと与那嶺さんがCMにまで進出するという過去類を見ないキャスティングに誰もが爆笑したのも思い出だ。
また、2年間ほぼ生放送でお送りしてきた『霜降り明星のオールナイトニッポン0』の昇格による終了を伴って、リスナーさんを招待した大感謝祭を開催。この回を最後に、ポケットいっぱいの秘密は2021年9月13日時点で放送されていない。
・『てれびのおばけ』瓦田役を熱演
このMステ、本当に何回思い出しても楽しすぎてめちゃくちゃいい思い出になった。ラスサビ前に小踊りしながら出てくるせいやさんに酒袋はもちろんリアタイしていた粗品さんも大爆笑。
真っ白な衣装が輝く初センターのボリウッドダンサーは眩いほどの笑顔で、忙しい中練習してきたダンスも完璧なクオリティ。
また、長い間友達になりたい人として挙げていたジャニーズWESTの重岡大毅さんとがっつり絡むことに成功したり、タモリさんに開口一番イジってもらえたりと、ダウンタウンDXくらいスタジオで喋ったせいやさん。
相性の良さをめちゃくちゃ感じたので、やっぱり霜降り明星にはコンビで音楽をしてほしいな〜と思った。
また、本多劇場で上演された『てれびのおばけ』。個人的に舞台を観劇したのは初めてだったのだが、重たくシリアスなテーマにフィットして未練を残し亡くなったTVプロデューサー・瓦田役を見事に演じ切ったせいやさんに心から感動し、今も忘れられない一本になっている。
膨大なセリフ量もこなし、『憑依』という言葉が似合う鬼気迫る演技を魅せた彼。終了後のANNではチケット代を嘆いていた粗品さんも心を動かされた様子で感想を語っており、その後もまだ瓦田に憑依したせいやさんが見受けられるくだり、めちゃくちゃ面白かった。
5月・KOCエントリーをANN内で表明
・有料無観客配信『霜降り明星のサイコソーダ』がFANYチケットで月間1位を獲得
M-1を獲り、漫才師として確固たる地位を築いてきた霜降り明星。かつて『霜降りミキXIT』内のラップバトル企画で「次はKOC獲ろうぜ!」とかましたバースをなんと有言実行、十分すぎるほどの仕事量の中で2人はKOCにエントリーすることを表明。
先に宣言していたマヂカルラブリー・野田氏との3冠対決が必然的に発生し、お互い絶妙な距離感で意識し合うことに。
霜降りバラエティでも互いにコントを披露し、「やっぱりコントやな!」と口にする2組。
今年に入って続けてきた『霜降り明星のひでんましん』で月6本の新ネタを下ろし、真剣に賞レースに挑む姿、誰も真似できない凄まじいエナジーとスターだな…と感じさせる出来事だった。
また、コントのみを披露する初の有料無観客公演『霜降り明星のサイコソーダ』がゴールデンウィークの最終日に配信され、FANYオンラインチケットの売上ランキングで月間1位を獲得。
『サイコソーダ』とは、ポケモンにおける体力復活のアイテムらしく。劇場をなかなか稼働させられないよしもとに対しての恩返し、という意味も込めたと語る2人、恰好良すぎた。
6月・イニミニチャンネル初めての生配信に粗品登場
・オトラクションの罰ゲームから『ラヴィット』生出演、番組史上初のオープニング漫才を披露
ANN内でファンの見方に対するコメントがかなりの批判を集め、見守ってきた酒袋さんも多く切り捨ててしまう事態に発展。
事態収束のため、急遽行われたイニミニチャンネルでの生配信、ゲストは粗品さん。
2人で生卵を飲み、クレイジートークをかまし、せいやさんプレゼンツのオリジナルすごろくに全力で挑む姿を見て、敵わないな…と心から思ったことを覚えている。
結局2人で笑ってしまうことは不可抗力なんだ、と気づかされたのと同時に、これからもやっぱり応援したいと思った。思い出深い配信。
また、これも個人的にめちゃくちゃ大きかった『ラヴィット』生漫才披露。
『ラヴィット』といえば4月から「日本でいちばん明るい朝番組」を掲げて放送されている川島さんMCの大・お笑い大喜利ライブ。
ずっと霜降り明星には出てほしいな〜と思ってきたところ実現した出演、さらには生漫才。
人生であんなにもテンションが上がった朝はまだ経験していない。
キラキラと輝くような2人が『ラヴィット』でしか披露できないオリジナルネタを魅せ、スタジオは大盛り上がりに。
自由すぎる大喜利にどんどん振ってくれる川島さんと楽しすぎた2時間だった。
7月・粗品のプチ炎上事件
・KOC1回戦突破、「ベストワン」内でマヂカルラブリーとと共に言及
KOC、日々の仕事など過労も重なってか、なにかとANN内での失言が相次いだ上半期。
特にこの時は燃え広がり、個人的にもさすがにデッドラインを踏んでしまったか…という感触があった。
しかしせいやさんのフォローは本当に丁寧だった。すぐに踏み外したことを理解して軌道修正を図り、冷静に場を把握していた様子、しっかりと評価されるべき手腕だったと思う。
霜降り明星、ひいては粗品さんの相方が彼で良かったな〜〜と心から思った。
そしてせいやさんの存在の大きさ、温かさが沁みた。どうか互いにストッパーであってほしい。
また、感触を掴むために「1番難しい」と語っていたKOC1回戦を突破。
オリンピック開会式の真裏に行われた「ザ・ベストワン」内で、2組のトークが実現。「ダサ坊!」と煽る野田氏と「2回戦で落ちろ!」と応戦する霜降り明星、「俺らシードだから2回戦ないのよ〜」と余裕すぎる村上さんのプロレスが本当に面白すぎた。
8月・番組史上初、せいやさんピンラジオ
粗品さんのワクチン副反応による発熱で急遽放送されることになった『イニミニ ANN』。なんと番組初イベントの前日でしたが、前頭葉が溶けるほど全力で頑張り抜いたせいやさん。
「母に捧げるバラード」を軸に腰を抜かすほどの引き出し量のモノマネで2時間ボケ続け、最後はメールを食べながら走る姿は、ミクチャがなくても躍動感が伝わった。
また、『新しいカギ』が10月から土8に昇格されることが発表。番組内でせいやさんと松尾さんがゴリエちゃんとのスペシャルダンス企画に挑戦した。
ボリウッドダンスの難易度を越える速い曲に苦戦しながら、普段の楽屋でも必死に練習していたせいやさん。
「下の世代にバトンを渡したい」「みんなで成功させたい」と語る彼の責任感とスター性が滲み出ていて、めちゃくちゃ素敵だった。
本番も見事に踊りきり、特別な3時間スペシャルに。『新しいカギ』の良さも深まるような企画で印象深い。
9月・KOC準決勝にて敗退
・有料配信『すべらない話』にてMVSを獲得、2冠となる
9月、前半にして起こった出来事が濃すぎる。
KOCは残念ながら準決勝にて敗退し、2人の戦いは幕を下ろすことに。
3冠対決の中、見事に勝ち抜いたマヂラブの2人は直後のインタビュー記事で「優勝したら『ネタ全部粗品が考えました』って言ってあげようと思います(笑)」「せいやに演技指導をしてもらったということにします(笑)」とあまりにも胸熱なコメントを。
そんな2人に明るくアンサーを返した霜降り明星もまたアツく、またこれからも続くサクセスストーリーに期待が膨らむ。
シンパイ賞の終了、霜降りバラエティの時間帯移動など暗いニュースが少し続いた中で突如差し込んだ光、せいやさんのMVS2冠。
錚々たるメンバーの中、満場一致でMVSに指名され、視聴者票も含め3冠。間違いなくすべらない話の新エース、これからも色んな媒体で発揮していってほしいし、巧みな話術が認められてほしいと願う。
28歳、濃い………………また、日々の番組出演でもトーク中に焦ったりするような所をほとんど見なくなったり、緊急脱出だと語っていたクレイジーマンの出現率もかなり低くなったりと芸人としてのスキルが凄まじく磨かれている。
そして今年もまた、楽しく明るい景色を見せてくれる期待しかない。
芸人になってくれて、こうして出逢えて、本当に良かったです。
ずっとずっと応援させてくれよな!